代田まちづくり協議会2021年度の活動記録

*役員会と街づくり課の打ち合わせ(1)

 2021年6月23日(水)11時~12時。ズーム会議:役員4名、街づくり課2名、アドバイザー1 

 名。5月19日に予定していた運営委員会が、緊急事態宣言の延長により中止となったた  

 め、今後の運営委員会の進行方法等について、ズーム会議での役員会開催となった。街 

 づくり課から会議室の利用について、制限的ながら使用可能という説明があったが、運

 営委員会メンバーのワクチン接種が進んでいない状況での対面会議には慎重な意見が多

 く、結局、次回まではズーム会議形式で運営委員会を開催することとして、オリンピッ

 クの日程なども考慮して8月11日(水)18時30分から開催することとした。

 議題は、2020年度の事業報告、代田まちづくり計画運営委員会案修正作業の進め方など

 とすることとした。また、会員への連絡は、1か月前の7月11日とすることとした。

*第32回運営委員会の開催

 2021年8月1日(水)18時30分~17時20分。ズーム会議:会員10名(運営委員8名、会員2  

 名)、街づくり課2名、アドバイザー1名。まず会長から、今年度が役員改選期にあたる

   ものの総会の開催が難しいため、次の総会における役員選任まで現役員の任期を延長した

    い旨発言があり、了承された。次に、2020年度の活動報告が資料に基づき、また会計から

   補助金が未執行で返還された旨報告され、了承された。最後に、今後のまちづくり計画の

   修正作業の進め方が、アドバイザーから提案され、質疑応答後了承された。その後、街づ

  くり課に対して、最近の代田地区内の街づくりの動きに関して質疑が交わされ、次回は9

    月に総会を兼ねた運営委員会を開催することを了解して、散会した。

*第5回総会の開催

 2021年9月22日(水)18時~19時45分。出席者は、会員11名(運営委員8名、会員3名)、街 

 づくり課3名、アドバイザー1名。会長、街づくり課からの挨拶後議事に入り、まず、運

 営委員・役員については、再任することとした。次に、2020年度の活動報告・会計報告が

 あり、原案通り承認した。次に、令和3年度の活動方針の審議に入り、概ね本年度中を目

 途に代田地区まちづく計画の運営委員会案の検討・作成を行うこととした。最後に、街

 づくり課から、環七の宮上陸橋部分工事について説明があった。

*第33回運営委員会の開催

 2021年10月20日(水)18時05分~19時50分。出席者は、11名(運営委員10名、会員2名

 )、街づくり課3名、アドバイザー1名。代田地区まちづくり計画案の検討のうち、将来

 像5駅周辺に関する基本方針の検討及び実現方策について意見交換を行った。大戸アドバ

 イザーから課題資料の説明があり、世田谷代田駅前、新代田駅前について議論した。世

 田谷代田駅前については、駅前広場が完成したが、道路中心の構造となっており、歩行

 者の利便性にやや難がある、住民のイベントに使いたいなどの意見があったほか、駅周辺  

 に住民が利用できる集会施設的なものがほしい、という意見があった。また、コミュニ

 ティバス運行を希望する異見もあった。新代田駅前につい ては、区民センター1階のロビー

 以外に外部に歩行者広場的なものができないか、環状7号線の反対側への駅改札ができないかな

 どの意見があった。さらに、駅周辺の商店街の整備については、環状7号線沿線を含めて、商業機能

 の充実について積極的な意見は少なかった。

*第34回運営委員会の開催

 2021年11月16日(火)18時~19時45分。会員の出席者は、11名(運営委員8名、会員3

 名)、街づくり課2名、アドバイザー1名。代田地区まちづくり計画案の検討のうち、将来像5 駅

 周辺の賑わいと交通の利便性を享受できるまち について、前回の意見交換の結果を整理した資料

 の説明があり、このうち、特に店舗前のベンチの設置については、区の設置費用補助制度の説明を

 受けて意見交換があった。次に、将来像1 代田の歴史・文化・環境を愛し、誇れるまち の検討

 に入り、代田の由緒ある地名や史跡の継承については、広報、案内板に加え、散策路の設置するこ   

 と、富士山の眺望を生かしたまちづくりについては、特に路上から見える富士の希少性を強調する  

 ことや、国の関東富士見百景などへの働きかけをしたり、駅施設等の展望台への利用について検討

 してはどうかという意見などがあった。また、質の高い街並み景観の実現については、緑化の促進 

 を図ることとして、ブロック塀の生け垣化なども防災の視点を加味して検討していくべきとの意見

 があった。

*第35回運営委員会の開催

 2021年12月22日(水)18時~19時35分。会員の出席は、11名(運営委員8名、会員3名)、

 街づくり課2名、アドバイザー1名。代田まちづくり計画案のうち将来像2 すべての人が住みやす

 く、憩えるまち について意見交換を行った。(1)緑化の推進 については、道路沿いの緑化によ

 る景観の向上を将来像1から移動することとし、前回議論があったブロック塀の問題については、

 防災の項で記述することとした。(2)身近な講演・広場の充実 については、アドバイザーより

 公園の利用圏を250mと仮定した場合のマップが提示され、これによると、5丁目南部、6丁目南部あ

 たりが空白域となることが分かった。ただ、新たな整備・充実には、行政だけの努力でなく住民の

 協力が不可欠である、との議論もあった。(3)高齢者の出歩きやすく憩える環境づくり について

 は、安心して使える公衆トイレの問題に議論が集中したが、代田地区内では、500m圏内の設置条件

 は満たしているが、高齢者のニーズを満たしておらず、公共トイレの拡充とともに商店など民間

 施設のトイレ使用の可能性を広げる努力が必要との議論があった。

*第36回運営委員会の開催

 2022年3月30日(水)18時~19時45分。会員の出席:11名(運営委員10名、会員1名)、街づくり課3

 名、アドバイザー1名。代田地区まちづくり計画検討資料⑥について、これまでの経過等の説明が

 アドバイザーよりあり、次いで、将来像3)安全で快適な居住環境が確保されるまち について

 意見交換した。特に、災害対策としてのブロック塀の高さ制限については、新築・立て直しに際

 しては、他の制限地区並みの60センチ程度に制限する方向で大方の意見がまとまった。また、最低

 敷地面積規制については、環境対策からは細分化が進むことは好ましくないが、財産管理上の問題

 もあり、現在の法規制基準の一律強化は難しいとの意見、環7西側が70平米と東側の80平米よりも

 少ないのは、敷地の現況からみても不公平だという意見などがあった。最後に、今月で異動する

 街づくり課のお二人からご挨拶をいただき終了。